ある大手上場企業社長に充てた私の手紙
〇〇社長に問います。
新しいビジネス、サービスとは、いったいどのようにしたら生み出せるのでしょうか?
どんなに不況でも、どんなに世の中に物やサービスが溢れかえってたとしても、毎年必ずヒット商品は生まれ、
新サービスが誕生してきます。
私は今から7年前、母親の形見であった愛犬と日本一周という計画を立てました。
そして、その旅先で必要となる、愛犬を乗せるペットカートに満足いくものがなく、
自らの資金を投じて、納得いくまで1台のペットカートを作り続けました。
1年半の歳月を掛け、7度の試作を乗り越え、やっと出来た納得の1台のペットカート。
そこに投じた開発・改良資金は、300万円を優に超えていました。
そしてそのペットカートは、販売の予定が無かったにも関わらず、人伝いに口コミで良さが伝わり、
3年間で〇億円もの売上を記録しました。
世の中に存在していない商品
ペットショップのバイヤーたちに「こんなに高いものは売れるわけない」とバカにされ続けながらも、
リーマンショックの荒波にも全くめげることなく、自分の信じる道を突き進んだ結果が、
今あるペットカートの常識を創り上げたんだと自負しております。
そして2013年、7年前に私が「ペットカートを作ってくれないか?」とお願いに行き、
門前払いした大手ベビーカート企業もこぞってこの業界へ参入をしてきました。
私に遅れること7年
今から7年後、私の目には何が見えていると思いますか?
そして〇〇社長
〇〇社長の目に映る2020年は、いったいどんな時代になっていますか?
中村 貴徳